スレンダーで、黄金に輝くボディを持ち、リスと同じくらいの小さなサルなのでリスザルと呼ばれている。
ペットとして需要があり「もっとも飼育しやすいサル」と言われているが、あくまで「サルの中」での話であり、ペットとしてはかなり飼育が難しい部類に入る。
1958年にアメリカで最初に人工衛星に乗って宇宙を飛んだサルとして有名になった。
コモンリスザルの特徴
攻撃性が強いと言われるサルの中でも、比較的温和で人懐っこい性格だが、いたずら好きで悪さをして困らせることもある。
また淋しがり屋な一面もあるので、人間の赤ちゃんとよく似た性格。
昆虫を探すときは小鳥のさえずりのような声を出し、闘争時や警戒時には、うるさいほどの大きな声で騒ぎ立てる。
長い尾は枝に巻き付けることはできず、バランスを保つために使われる。
複数のオスと複数のメスが混ざった群れを作り、群れの大きさは30~40頭ほどになる。
コモンリスザルのデータ
目属性 | 霊長目 オマキザル科 |
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分布 | ブラジル、コロンビア、ベネズエラ、プエルトリコなど |
体長 | 約32cm |
体重 | 0.7~1.3kg |
寿命 | 5年前後 |
コモンリスザルの値段
50万~70万円くらい。(当サイト調べ)
コモンリスザルの飼育ケース
コモンリスザルはよく動き回るので大きめなケージが必要。高さのある大型オウム用ケージが代用できる。
オウムの止まり木や、木の枝をうまくセットすると、コモンリスザルが安心して生活できる。
トイレのしつけは出来ないため下に新聞紙を敷き1日に4~5回くらい取り替えなければいけない。
コモンリスザルの快適温度
コモンリスザルは暑すぎるのも寒すぎるのも苦手で、夏は涼しく冬は暖かくする必要がある。
秋の終わりに気温が下がってきたら、ひよこ電球をセットして保温するとよい。
コモンリスザルの餌
サル専用のペレット(総合配合成形飼料)にヒマワリの種やピーナッツ、ニンジン、リンゴなどを加えてあげる。ときどき、ミルワームやコオロギなどの生き餌を与える。
サル専用のペレットがない場合は、ドッグフードでも代用できる。
飲み水は毎日新鮮なものを用意し、給水器はやや大型のものを選ぶようにする。
コモンリスザルのふれあい方
さみしがり屋でストレスを溜めないためにも、1日に最低30分は遊んであげる。
手からエサをあげて馴らすと、やがて飼い主の身体に登って甘えたりする。
コモンリスザルがいたずらをした場合は、端的な言葉と毅然とした態度で叱るようにする。
トップ画像引用元: http://petsuki.whdpet.com/p/1612/2biv3iU41.html
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