基本的に日本にいる種類のヤマネは天然記念物とされているため、飼育をすることはできない。現在はこのアフリカヤマネをはじめ、数種類のヤマネが輸入されており、こちらがペットとして飼育されている。
飼育は難しくなく、ペアで飼育すると簡単に繁殖する場合が多い。
アフリカヤマネの特徴
アフリカヤマネは非常に小さくて、つぶらな黒い瞳、長いふさふさ尻尾が可愛らしい動物。
飼育も難しくないが、臆病な性格のため、じっくり時間をかけて飼育を楽しめるかたに向いている。
体毛はふつう背面が茶褐色、灰褐色などで、腹面は淡い。体つきはネズミ類に似ているが、尾は長い毛で覆われている。
発声は様々なさえずり音や大きな甲高い声がある。
アフリカヤマネのデータ
目属性 | ゲッ歯目 ヤマネ科 アフリカヤマネ属 |
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分布 | サハラ砂漠 南部~南アフリカ |
体長 | 6~8cm |
体重 | 15~25g |
寿命 | 3~7年 |
アフリカヤマネの値段
1万~1万5千円くらい。(当サイト調べ)
アフリカヤマネの飼育ケース
体は小さいが夜間は活発に行動するため、ケージは高さのあるものを使用し、小枝・巣箱などを使ってレイアウトしてあげるとよい。
ベビーは非常に体が小さく、ケージの隙間から逃げてしまうほどであるため、適度な大きさのプラケースなどでの飼育が無難である。
アフリカヤマネの快適温度
適温は20~24℃。15℃以下になるころから冬眠準備に入り、5℃を切ると冬眠状態に入るので、部屋の温度がそれ以上になるように保つようにする。
夏場暑くなりすぎないように直射日光があたらず風通しの良い場所で飼う。
アフリカヤマネの餌
ハムスター用混合フード・ひまわりの種・かぼちゃの種・ドッグフードなどが主食。おやつとして、リンゴ・みかん・ぶとう等。昆虫(ミルワーム・コオロギなど)も与えると良い。
アフリカヤマネのふれあい方
とても臆病な動物であるため、手に乗せたり、過度な触れ合いを目的に飼育することは、動物自体に大きなストレスを与えてしまう。
恐怖心を与えないように、ベビーから飼育すると、手からエサを食べたり手のりになる個体もいる。
フサフサの尻尾は触ると切れてしまい、一度切れると二度と生えてこないので、極力触らないようにしてあげる。
トップ画像引用元: http://suusanlabo.blog69.fc2.com/blog-category-12.html
アフリカヤマネの動画
アフリカヤマネ
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アフリカヤマネの寝ている動画
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アフリカヤマネの動画
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