カラーや模様のバリエーションの多さや美しさ、飼育繁殖しやすいこともあり、輸入量、国内繁殖個体も多くコンパニオンアニマルとして人気の高い種類。
かつて日本で「あかだいしょう」などと呼ばれていた。
コーンスネークには体色が真っ白な個体やピンク色の個体など美しい個体がいるので、女性にも人気の高い種類のヘビ。
コーンスネークの特徴
背面の色彩は赤やオレンジ、黄色、赤褐色、灰色と変異が大きく、黒く縁取られた赤やオレンジ色の斑紋が入る。個体によっては白や黒一色の個体もいる。
森林を好むが、草原、農耕地などにも生息する。地表棲だが、木登りもうまく樹上に登る事もある。半夜行性ないし夜行性で、主に薄明時や夜間に活動する。昼間は地面に空いた穴や石や倒木の下などで休む。
ヘビはとてもデリケートな動物で、環境の変化にも敏感なので拒食症になってしまうことも少なくないが、コーンスネークは、ヘビの中では順応性の高い方だといえる。
性格も穏やかで、飼育下で生まれた子なら、普通に飼っていて咬まれることはない。
コーンスネークのデータ
目属性 | 有鱗目 ナミヘビ科 ナメラ属 |
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分布 | アメリカ合衆国 |
体長 | 120cm~180cm |
体重 | 400g程度 |
寿命 | 10~20年 |
コーンスネークの値段
1~3万円くらい。(当サイト調べ)
コーンスネークの飼育ケース
個体のサイズに合わせた大きさで、清掃しやすく、通気性のある脱走しにくい物が必要。市販のプラケースや飼育ゲージでも可能ですが、とぐろを巻いた状態の6倍くらいの床面積があると良いでしょう。複数の個体を飼育する場合は、必ず1匹ずつ飼育ケージに入れる。
コーンスネークの快適温度
アダルト個体は、温度20度~26度くらい、ベビーの場合は、28度くらいに保つと良い。
ベビーの場合、湿度は60%~70%くらいが好ましい。湿度不足は脱皮不全を起こす可能性があり、湿度過剰の場合は皮膚病等の疾患を起こす可能性がある。
コーンスネークの餌
冷凍ピンクマウス、マウス、雛うずら、ヒヨコ等。冷凍餌を使用する場合は38度~40度くらいのお湯で解凍してから、餌の温度を38度くらいにして、ピンセット等を使用して、餌の頭がヘビの方を向くようにして与える。
コーンスネークのふれあい方
コーンスネークはハンドリングに向いている種類のヘビですが、中には噛みつくものや手にもつと暴れる個体がいる。
ヘビを扱うコツは体全体を支えてあげること、強く掴まないこと、抵抗した場合は深追いしかいで再度挑戦すること。
餌を食べた後に触られるとさらに不快に思い食べた物を吐き出してしまうので、最低でも餌を与えてから2日間は触らない。
トップ画像引用元: https://hachuarium.com/snake/snake-yukazai
コーンスネーク
コーンスネークの卵
コーンスネーク
コーンスネーク
コーンスネーク
コーンスネークの食事
コーンスネークの脱皮