爬虫類を苦手とする人の多い日本で、社会現象を起こすほどのブームとなったことのある種類。
飼育難易度も比較的高くはないが、最終的に体長が60~90cmになる大型のトカゲであるため、飼育スペースはしっかり確保しておく必要がある。
基本的に樹上生活だが、昆虫などのエサを捕食する際には地上に降りてくる。
エリマキトカゲの特徴
首の周りに襟巻状の皮膚がついているのが特徴。この襟巻は、敵を威嚇したり、求愛するときなどに大きく広げ、通常は閉じた状態で体に密着している。
興奮したり驚いたりすると後ろ足だけで走ることもある。
エリマキトカゲのデータ
目属性 | 有鱗目 アガマ科 エリマキトカゲ属 |
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分布 | オーストラリア北部、パプアニューギニア(ニューギニア島南部) |
体長 | 60~90cm |
体重 | 300~500g |
寿命 | 10~15年 |
エリマキトカゲの値段
2~4万円くらい。(当サイト調べ)
エリマキトカゲの飼育ケース
90~120cmクラス以上の水槽がよい。野生では大半の時間を樹上で生活しているため、飼育下での飼育ケースは高さも重視して選ばなければならない。
飼育ケース内のレイアウトには、木の枝を組むなど、自然界と同じように登れる環境をつくってあげる。
使用する木枝は細いものよりエリマキトカゲと同じくらいの太さで、登りやすいものがよい。
床にはヤシガラ土など保湿性があるものを厚めに敷く。
エリマキトカゲの快適温度
基本の温度を25~30℃としてホットスポット部は35℃程度にする。
乾燥に対して非常に弱いので、定期的に霧吹きで保湿するなどして、保湿に十分気を付けてあげる必要がある。
エリマキトカゲの餌
主食は昆虫(コオロギ・ミルワームなど)、食用マウスなど。副食は果物(バナナ・ミカン・リンゴなど)
エリマキトカゲのふれあい方
基本的に爬虫類なので、人になれることは少ないが、環境や飼育者に適応してくると警戒心も薄れ、ピンセットや手からエサを食べるようになる。
驚かせたり触りすぎたりせず、観賞動物としてゆっくり飼育するとよい。
トップ画像引用元: http://wonder.whdpet.com/p/1702/6JtbEVUq1.html
エリマキトカゲ
エリマキトカゲの動画
立っているエリマキトカゲ
エリマキトカゲ
エリマキトカゲの動画
仰向けになったエリマキトカゲ
エリマキトカゲの動画
エリマキトカゲ