ヨツユビハリネズミはアメリカやヨーロッパでは古くから愛玩動物として親しまれている。
ネズミの仲間ではなく、モグラの仲間。かわいらしい顔立ちのハリネズミは脅かさずに優しく接すれば、とても良くなれてくれる。間違いのない飼育をしていれば針をたてることもなく、素手で抱き上げることもできる。
ヨツユビハリネズミの特徴
ヨツユビハリネズミは、ほかのハリネズミには5本ある指が、名の通り後ろ足の指が4本しかない。
別名”ピグミーヘッジホッグ”と呼ばれていて、現在日本で販売が許可されている唯一の種類。
カラーバリエーションは、ノーマル(スタンダードとも言われるソルトアンドペッパー)、シナモン、アルビノなどさまざま。
ヨツユビハリネズミのデータ
目属性 | 食虫目 ハリネズミ科 ハリネズミ亜科 アフリカハリネズミ属 |
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分布 | アフリカ(セネガル~ザンベジ)のサバンナ |
体長 | 14~21cm(尻尾の長さ:11~19mm) |
体重 | 500g~700g |
寿命 | 6~10年 |
ヨツユビハリネズミの値段
1万~3万円(当サイト調べ)
ヨツユビハリネズミの飼育ケース
ヨツユビハリネズミの飼育ケースはウサギ用ゲージや、水槽など大きめの物が適している。
生活の大半をゲージの中で過ごすことになるので、広めのものを用意してあげると良い。
ヨツユビハリネズミはのんびりとしたイメージがありますが、夜は割合に動き回ることも多いので、エサ入れ・水入れを置いても動き回れるようなスペースが必要。また、安心して過ごせるように隠れ家も必要。
ヨツユビハリネズミの快適温度
ヨツユビハリネズミは、気温30℃を上回ると食欲が落ちたり体長を崩すことがあるので適温25℃~28℃前後を保つように心がける。
冬場20℃を下回ることは、ヨツユビハリネズミの体にとても負担をかけ、肺炎等を引き起こす原因となる。
大人のヨツユビハリネズミでも、冬場はパネルヒーターなどを使って保温が必要。
ヨツユビハリネズミの餌
ヨツユビハリネズミの専用フードはなかなか入手が難しいため、フェレットフードや犬用フードを用いるのが一般的。
ドックフードやフェレット用のフードだと脂肪分が多すぎるので、与えるときは高齢犬用のものや低脂肪のものを与えると良い。
たんぱく質を補給するために昆虫類やミルワームなども与える。
新鮮なお水は常時飲めるようにしておく。
エサは1日2回(朝夕)と交換し、夜行性なので夜の分はしっかりとした量を与える。
ヨツユビハリネズミのふれあい方
ヨツユビハリネズミは警戒心の強い動物で警戒すると針を立てて威嚇をする性質がありますから、焦らずに少しずつスキンシップを図っていく。
ストレスを過度に感じると、さまざまな病気や体調を崩す原因になりうるため、乱暴な触り方や無理強いは絶対に避ける。
環境になれないうちに遊ばせ過ぎたり、かまい過ぎると、疲れて衰弱してしまうので徐々に遊ぶ時間を伸ばしていく。
ヨツユビハリネズミを抱く時には、手のひらですくうようにして持ちます。最初はどうしても針を立てますから、皮手袋などをしたほうが良い。
引用元: http://swmcoms.com/harinezumi-662
ヨツユビハリネズミ
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